3/8 然別湖の森・大雪の後

先週末の大雪の影響で、通行止めとなっていた然別湖への道が、昨日、ようやく通れるようになりました(時間規制があります)。ということで、早速、然別湖の森を歩きに出かけてみました。
ワクワクしながら森の中へ入っていくと、「ん?」と違和感が…。改めて風景を見てみると、いつも少し見上げていたオオカメノキの冬芽が、見下ろす高さにありました。
積雪が増えたことで、森を見る目線がぐっと高くなり、いつもの森が、いつもの森ではないような新鮮な印象です。
久しぶりに歩くことができたという嬉しさもありますが、いつもとは違った目線だから見られる景色もいろいろあって、とても楽しかったです。
そして、この積雪がラッキーだった森の住人は、エゾユキウサギでしょうか。今まで高すぎて届かなかったダケカンバの冬芽をむしゃむしゃ食べて、ころんころんと落とし物まで残した痕をあちこちで見かけました。
然別湖・スノーシュープログラム
*然別湖へ向かう道道85号線の一部通行規制については、鹿追町観光協会HPでご確認ください。

白のキャンバスから顔を出す苔の緑、いろいろ…。

柔らかそうな雰囲気の苔。
たっぷりと雪が積もりましたが、いろいろな緑も楽しめました。
ちらりとガンコウランやコケモモの葉っぱも見られ、春が近づいていることも感じます。
いつものことですが、3月は、冬のようでもあり、春のようでもありますね。3月のその感じ…良いですよね!

時々、虫めがね目線でじっくり。
今日も、たくさんの種類の苔や地衣類に癒されました(笑)

アカエゾマツの木肌です。なぜだか今日は、いつもよりも赤みがかった色に見えました。

然別湖周辺のスノーシューハイキングは、3月25日まで、ご案内させていただきます!

然別湖コタンのアイスバーも、青く美しく輝いていました。
こちらは、3月21日まで開催予定です。