2/15 糠平湖・氷と巨木

昨日は、本当に風の強い一日でした。
足を踏ん張っていても強い風で押し返されるような時もありました。
この冬一番の強さだったような気がします。
それでも、雪煙や雲の間からきれいな青空が見える瞬間もあり、いろいろな冬風景を楽しませてもらうことができました。

湖上を吹き抜ける風はどんどん強くなっていたようだったので、タウシュベツ橋のたもとを目指すことはやめ、氷と森を巡ることにしました。
写真は、5の沢沿いに崩れた青い氷です。近づいて中をのぞいたら、小さな気泡がたくさん閉じ込められていました。

湖面の雪が強風に飛ばされて、小さく黒い氷が見えている場所がありました。上から見てみると、こちらにも水玉模様のような気泡がたくさん!面白いですね。

5の沢の流れ込みの辺りでは、水が流れていました。強い風の効果もあったかもしれませんが、荒々しくも見える冬景色は、北海道を通り過ぎ、極北を思わせる風景にも感じました。

森の中は比較的穏やかな世界でした。そんな森で、ミズナラの巨木と記念撮影!本当に立派な木です。
木々がこすれ合う音や、細い枝が頭上でぶつかり合うカチカチという音、風が森を抜けるゴーっという大きな音がにぎやかに聞こえていましたが、時々、小鳥の小さな声も聞こえ、驚きました。
今日もまだ少し、風が強いようですが、早く穏やかになって欲しいです。