1/26とかち鹿追ジオパーク

1/24のことですが、とかち鹿追ジオパークのジオ講座が開催されました。鹿追町ジオパークのテーマである火山としばれについて、より深く学ぼうという講座なのですが、今回の主テーマは『十勝の寒さと土のしばれ』。帯広畜産大学の武田一夫先生の講義と実験を交えた楽しい1日でした。
しかもこの日は、実験の結果待ちの時間を使って、オープンしたばかりのしかりべつ湖コタンへ出かけることもできました。然別湖から切り出された美しい透明氷と白い世界もみんなで満喫!

鹿追町は、十勝の中でも特に寒い場所だと思い込んでいたのですが、驚きの講義!実際は、寒いけれど、十勝の中でも比較的暖かく、積雪が少ないエリアなのだそうです。データで、客観的に見るということは大切なのですね。

美味しそうなチョコレート菓子でティータイム!のような雰囲気ですが、これ、すべて実験なのです。手前のペットボトルに入ったものは、土の種類によって、霜柱のでき方が違うという実験。土の粒の大きさによって霜柱のでき方、できにくさがあるということがよくわかりました。水を注いでいるものは、通称「しばれ焼き」。水を混ぜた土を凍らせて作ったコップなのですが、凍った土は水を通さないという実験でした。最後は、金づちで叩いてコップを割ったのですが、本当に焼き物のような感触だったので、驚きました。
他にもたくさん面白いお話を聞かせていただき、土を見る目が変わった講座でした。

そして、ジオ講座のお楽しみのひとつ、お昼ごはん。今年は、毎回違う地元のお店のお弁当が登場!今回は、豚丼や天ぷらで有名な「心喜一天」のお弁当でした。
私もガイドとしてお手伝いさせていただくことがあるのですが、とかち鹿追ジオパークでは、ジオパークを知っていただくための「ジオツアー」、より深く学びたい方のための「ジオ講座」を年に数回開催しています。ご興味のある方は、「とかち鹿追ジオパーク推進協議会」までお問合せください。