今日は少し荒れ模様のお天気でした。強い風に雪が舞い、視界不良。森の中に入っても、風にきしむ木の音や、森を抜ける風の音がにぎやかに聞こえるばかり・・・。さすがに森の生き物たちの気配はほとんどないだろうと思っていたのですが、じっと耳をすますと、かすかに小鳥の声が!最初は空耳かと思ったのですが、確かに鳥の声でした。彼らは本当にたくましいですね。私は、久しぶりに身体が冷えました。

こんな冬のような日もありますが、季節は着実に流れています。
雪の上にはいろいろな生き物たちの食事痕を見かけるようになりました。写真はモモンガの食事痕。
近づいてみてみると・・・。

こんな感じです。然別湖周辺で暮らすモモンガは、トドマツの葉っぱをよく食べています。しかも、好きな部分だけ選んで食べるのです。もともと細い葉っぱなのですが、それを上手に食べるモモンガに、いつも感心させられます。それにしてもたくさんの食痕!一匹が残した食事跡だとすると・・・、モモンガの食欲ってすごいです。