春にもいろいろあるようで

降りしきる雪の中、然別湖のキャンプ場まで歩いてきました。例年通り、まだ一面真っ白の雪景色。でも、しっかりとしまった雪質は、いつもの4月とは違っていました。4月に入り冷え込んで、雪が多かったからだと思います。こんな春、ストーブに火をつけて、暖をとれない動物たちはどうするのでしょうか。雪に震えながら、エサを食べるエゾシカを見ながら考えてしまいました。ペアで行動していたヒガラも、わずかに土が見える川沿いを、エサを求めてせわしなく移動していました。
彼らは、私達よりずっと柔軟に環境の変化に合わせていくことができると思うのですが、変化の程度によるようにも思え・・・。しかもこの春が次の季節に影響を与え、さらに次の季節に影響が続くとすると、どこでつじつまが合うのでしょうか。この変化がいつのまにか、「あたりまえ」になってしまうのかなぁ。なんてことを考えていたら目が回ってきました。とりあえず、今、目の前の自然を楽しませてもらいながら、気づいたことを書きとめていこうと思います。