東ヌプカウシヌプリ 残雪

シーズンはじめ。トレーニングを兼ねて、東ヌプカウシヌプリを登りに出かけてきました。昨年よりも雪解けは早く、すでに森の林床は白から緑へと変わりつつありました。時々陽が射しこむと、しっとり濡れた緑が輝いて・・・思わずため息が出るほどの美しさ。水分をたっぷりと含んだ緑や土の匂いが、森いっぱいに広がっていました。

登山口は、この通り。笹が顔を出し、笹の中にもたくさんの植物の芽吹きが始まっていました。

風穴の岩場は、つららが柵のように覆っていました。寒暖を繰り返し、広がっていく春の風景ですね。穴から出てきたナキウサギはびっくりするのでは?でも、この場所はまだ顔を出すには早いかな。

スノーシューかつぼ足か、悩んだ末に選んだ、つぼ足登山。雪が少ない場所や、しまった雪も多く、ほぼ正解だったのですが・・・、ところどころ苦労しました。落とし穴のように突然膝上まで潜るので、深い足跡の近くには、思わずついた手の跡がくっきり。

頂上の標識はほぼ根元まで見えました。

途中、雪が舞ったりしましたが、十勝平野を眺めることもできました。変わりやすいお天気だったので、ラッキーでした。次に登るときは、畑にも緑色が増えているのでしょうね。