森の中でのひととき

ひとりで森へ出かけると、いろいろな風景に出会います。きっとひとりという緊張感のおかげかもしれません。目の端を横切った陰にきょろきょろしたり、かすかな音に立ち止まり、耳をすましたり・・・。ドキドキする気持ちから、いつも以上に周りをよく見るからだと思います。昨日は、ウサギやクロテンの足跡をたどっていたら、大きなミズナラの木を6本見つけました。下山途中では、同じ枯れ木をついばむクマゲラとシジュウカラを発見!微妙な距離を保ちながらエサを食べる様子を、楽しませてもらいました。見守ること約30分。私の存在など眼中になさそうな彼らに寂しさを感じ、家へ帰りました(ホントは自分のお腹がすいたというのが一番の帰宅理由ですが)。今度は誰かと一緒に歩きたいなぁ。