糠平湖の黒い氷

ツアーの下見をかねて、糠平湖を歩いてきました。ワカサギ釣りのテントでにぎやかな湖の上を歩き、タウシュベツ橋を目指すルートです。雪がチラチラと降り始めていましたが、凍った湖の上の雪は少なめ。スノーシューを履いても、つぼ足でも、楽しく歩くことができそうな感じでした。
この日盛り上がった発見は、足元の黒い氷。足元の雪を手で掃くと、現れます。白濁した氷にならず凍りついたため、のぞくと、湖の中の氷の様子が見られます。光が届かず黒く見えるのですが、顔を近づけてみると、氷の中に閉じこめられた白い気泡や氷の層があることがわかります。糠平湖がゆっくりと凍りついていく様子が想像できて、面白いです。然別湖でもそうですが、冬のこの時期、見られると嬉しいもののひとつが、この黒い氷。下見に来て良かった!


糠平湖名物のキノコ氷も姿を現し始めていました。キノコが生まれる~そんな感じです。これからどんな形のキノコ氷が見られるかも楽しみです。曇り空のせいか、氷の青さが目立ちました。

岸辺の枯れ木に大きな黒い影が二つ・・・。遠目に見たときは、人が2人、こんなところで何をしているんだろう?と思っていたのですが、近づいてみたら、猛禽でした。双眼鏡が手元になく、きちんと確認はしていないのですが、おそらくオジロワシ。さすがに、堂々とした風格。存在感が違います。ワカサギ釣りのおこぼれを狙い、様子をうかがっているのですね。

お目当てのタウシュベツ橋は、このような感じです。時間切れで、近くまで行くことはできませんでしたが、アーチの部分が見え始めていました。ツアー当日が楽しみです。
ダム湖のため、水位が下がっていく糠平湖は、毎冬、いろいろな氷に出会えます。氷好きにはたまりません(笑)