エゾライチョウ？
昨日出かけた森の中で、気になる足跡を見つけました。右、左、一歩ずつ、一生懸命歩いたような跡。たどっていくと、木の周りを回り込み、斜面を登り、また降りてきて･･･、と歩き続けています。柔らかい雪なので、はっきりとした足跡は見られなかったのですが、よ～く見ると、鳥の足跡のようでした。鳥なのに飛ばず、歩き続ける鳥といえば、エゾライチョウ。どこかに糞や羽が落ちていないかと、再び、足跡をたどってみたのですが、残念ながら発見できませんでした。
こうなれば、足跡が消えるところまで･･･とたどってみたら、ちょっとしたくぼみにたどり着きました。その先に足跡はありません。ここから飛び立ったのでしょうか。くぼみを触ってみたら、かちかちに固まっていました。そういえば、冬のエゾライチョウは、雪に埋まって休むと本で読んだことがあります。もしかすると、ここで、少し休んだのかもしれません。
すべて想像の世界ですが、探偵気分で足跡をたどるのは面白い時間でした。今度は、証拠をつかんでみせるぞ～！と気合いをいれているのですが、エゾライチョウにとっては迷惑な話でしょうね。いや、「ご苦労様･･･」と鼻で笑っているのかも。