然別湖 登山道整備
寒気が流れ込み、11月下旬並の寒さと予報された26日。然別湖周辺の山の登山道整備が行われ、私たちも2人で参加してきました。鹿追町役場、環境省、森林管理署、大雪山国立公園パークボランティアの方、民間の方･･･など、総勢30名を越える人たちが集まり、４チームに分かれて登山道の笹刈り。私たちは、東雲湖から天望山頂上までの区間担当となりました。シーズン中、笹のひどい箇所が多かったので、整備ができるということがうれしかったのですが･･･、なかなか厳しい日になりました。
刈払機やカマを手に、山登り。いつもとは違ったスタイルでしたが、振り返ると東雲湖や平野が見えてホットします。
ところが、天望山頂上が近づくごとに、強風にチラチラ舞っていただけだった雪が、激しく降り始めました。驚くスピードで景色が一変！
小さなトドマツが、立派なクリスマスツリーになりました。
雪山になってしまう前に、作業を終えたい一心で、みんな黙々と作業･･･。気づくと、濡れた手袋やオーバーズボンの裾が凍りついていて、びっくり。ずいぶん冷えていたんですね。
でも、ふと森に目をやると、雪が積もって可愛らしい植物が･･･。和まされました。
各班、終了時間はまちまちでしたが、なんとか予定通りの整備が終わったようでした。私たちも14:30過ぎに無事下山。作業が終了しました。思いもかけず過酷な作業になりましたが、全員無事下山できて良かったです。登山道もずいぶんと歩きやすくなったと思います。来年春が楽しみです。ご参加された皆さま、本当にお疲れ様でした。
作業日としては少々不向きなお天気だったかもしれませんが、個人的には、美しい雪景色に感激してました。針葉樹の森に降りしきる雪･･･。大好きな光景のひとつです。本格的な冬が楽しみになってきました。