悪天候?とアドレナリン

昨日、今日、然別湖では強風が吹き荒れました。湖面が白波立ち、時々、水煙が渦を巻きながら走り抜け・・・水面は山から吹き下ろす風に自在に操られているようでした。
このような日に、妙なアドレナリンが出るのが、相棒のG氏。風の様子をしばらく見つめた後、「ちょっと漕いでくる」とカヌーで出かけていきました。慎重な性格なので、無理はしないだろうと思ってはいましたが、一応、双眼鏡片手に観察。強弱をつけ、時々方向を変えて吹く風と波に、進むスピードはゆっくりでしたが、波立つ岸沿いを、漕ぎ手を変え、カヌーの向きを修正しながら進むG氏は、なんだか楽しそうでした。そう言えば、冬も、凍った湖上を雪煙が渦巻くくらいの強風が吹くと、嬉しそうに出かけていくのですよね・・・。
ちなみにG氏によると、「これくらいなら大丈夫」という確信があるから出かけるようです。