駒止湖周辺、森のハイキング

雪解けも、解氷も遅い、今年の春。駒止湖もまだ全面凍っていました。氷の上の雪がとけると、一気に氷が融けていくのですが・・・、青い湖面が見られるのはいつ頃になるでしょう?
湖は凍り、森の中は雪だらけ。5月中旬とは思えない雰囲気でしたが、コマドリやミソサザイ、ウグイス、ウソ・・・、たくさんの鳥の歌声が心地よく聞こえ、新しい季節が始まったことを実感!太陽の日差しの下、のんびりとハイキングができました。

長靴?、スノーシュー?、悩んだ末、今日は長靴だけで出かけました。歩き始めはしまり雪。長靴で快調に歩けたのですが、途中から、ずぶずぶの雪。膝丈はもちろん、ひどいときは、足の付け根まで潜るほど・・・。ロシアンルーレットのような雪質は、春だから仕方ないのですが、スノーシューがあったら良かったかもしれません。
でも、もう少ししたら、スノーシューを履いても踏み抜くようになるかも・・・。

それでも、この大きな足跡のおかげで、楽させてもらいました!冬にスノーシューで歩いた跡が固まって残ったものですが、この足跡をたどると、長靴でも潜らず歩けたのです。

アカエゾマツの根元では、地衣類や苔が顔を出し始めていました。緑が鮮やかで、きれいです。ナキウサギの声も響いていました。こんな穏やかな日は、穴から出たくなりますよね。

ガンコウランのお花もまだ蕾でした。やはり、雪解けとともに、開花も遅れています。

こちらは、白雲山の登山口から見た然別湖です。駒止湖同様、まだ凍っています。この景色だけを見ていると、今が5月中旬だということを忘れてしまいます。山の上の湖とは言え・・・びっくり。
それでも、ヤマゲラの澄んだ声やゴジュウカラの伸びやかな声を耳にすると、季節がしっかり進んでいることを感じます。
今日は、青色とオレンジ色が美しいルリビタキのオスと、黄色が鮮やかなアオジの姿を見ました。この時期の鳥たちは本当にきれいですね。でも、今日見かけたナキウサギは、まだ冬毛が多く、黒ずんだ雰囲気。完全な衣替えはもう少しかかりそうです。