鹿追の公園は、春の花盛り!

暑くなったり、寒くなったり・・・、油断ならない今年の春。周りの植物たちも、寒い日はじっと耐え、暖かい日に一気に活動しているようです。春のお花が次々と咲く近所の公園に、1週間ぶりにでかけて、そう思いました。
チラリと咲き始めていたニリンソウは、もうすぐ満開。鮮やかな緑の中に、白い可愛らしい花をたくさん咲かせていました。いつもと違うのは、その中にまだエゾエンゴサクがポツポツと咲いていること。緑と白の花束の中に、紫色の花のアクセントが、とてもきれいです。

今、この公園で1番の見頃を迎えているのは、エゾムラサキツツジです。葉っぱの色は渋いですが、鮮やかな色の花が、まぶしくて、この場所を華やかにしています。毎春、このお花が見られるようになると、「良い季節になってきたな~」と思います。

控えめにですが、まだミズバショウも咲いていました。このミズバショウは、よく見かける大きなサイズではなく、小さくしっかり咲いていました。なぜだか心惹かれた花でした。

北国の春、といえば、キタコブシ。芽をふくらませ始めた山の木々の中、一足先に白い花で彩りを添えています。コブシの花は、そろそろ終わりかな。

鹿追でもようやく桜の開花です。肌寒い気候の中、ゆっくり花開いた状態で、少し寂しげに見えましたが、暖かい日が続けば一気に満開になりそうです。いよいよ、お花見かな?

お花畑の次の主役?ミヤマエンレイソウです。たくさんのお花を長く楽しみたいので・・・、焦って咲かなくてもいいですよ。

すでに実をつけている植物もありました。春1番、黄色いお花を楽しませてくれたフクジュソウです。葉っぱも大きくなり、早くも来年のためのパワーを充電中。どの植物もとどまることなく進んでいるのですね。