スノーハイキング

凍りつき、流れも静かな然別川を見下ろしながら、高台までのハイキング。思った以上に雪深く、スノーシューを履いても20cmは沈みます。一歩一歩足を高く上げ歩き、良い運動になりました。

目指す方向の100mくらい先にふっくら太った動物がいました。あまりにシルエットが丸いので、久々のエゾタヌキ?と期待したのですが・・・立派な冬毛をまとったキタキツネでした。さらに先、200mはあったでしょうか、悠々と餌を食べるエゾシカが3頭。もちろんですが、彼らのいた場所につく頃には、姿はありませんでした。

エゾシカの食事跡。掘り返して、枯れたフキの葉を食べていたようです。近くには緑の笹の葉がたくさんあるのですが、黒いフキの葉の方が好きなんですね。意外です。夏にはポイポイ捨てていたフキの葉なのに・・・。食べ物が少なくなる晩秋から冬のために、採っておいたのでしょうか。
枯れたフキの葉と冬の笹の葉。どれだけ味が違うのか試したい衝動にかられましたが、この場所ではちょっと・・・。いずれ食べたい葉を見つけたら試してみたいと思います。

風の当たる場所では、美しい風紋と浮かび上がった足跡がありました。きれいです。

浮かび上がった足跡(シュカブラ)を取り出してみました。エゾユキウサギの前足と後ろ足の足形です。体重の軽いウサギでも、思った以上に雪の中深く、体温、体重がかかるんですね。自分の歩いたスノーシュー跡も掘り出してみたい気がしましたが、きれいなシュカブラになるには、相当の強風がふきつけないと無理かな~。
いずれにしても、シュカブラの取り出し、はまりそうです。