十勝川

冬になると十勝川ではいろいろな鳥に会うことができます。鳥好きな私にとって冬は楽しい季節です!
昨日、この十勝川でワシフェスタが開催されました。午前中は、観察会。日本野鳥の会十勝支部の方に、青空を飛ぶオオハクチョウ、黒と白が鮮やかなオオワシ、風格のあるオジロワシをじっくりと見せてもらいました。特に印象的たっだのは、川沿いの一本の木に止まる10羽近いオオワシオジロワシ。産卵を終えたサケを目当てに集まっているそうですが、「ワシのなる木」とはよく言ったものです。フィールドスコープ越しに、成鳥、幼鳥をじっくりと観察できて面白かったのですが、人工物と隣接した場所に集まる鷲たちに少々複雑な気分にもなりました・・・。午後からはフォーラムがあり、様々な鳥にまつわるお話、鳥・虫・植物たちの目に見えないつながり、自然の抱える問題についてなど、興味深いお話をたくさん聞くことができました。それにしてもこの大きな鳥たち。翼を広げると2mを超える大きさなのですが、サハリン方面から北海道へと旅してきたんですよね。命がけで旅してきたこの土地が、いつまでも彼らの期待に応えられるような場所であるようにしていきたいものです。