笹を見るぞ!

先日、小樽で用事があり、植物の師匠宅に泊めてもらいました。もうかれこれ、十数年前。私が然別湖で暮らすようになった頃から、お世話になっている大先輩。思えば、いろいろな疑問に答えてもらい、知らないことをたくさん教えてもらい、森歩きが好きになるきっかけをたくさんもらってきました。今ももちろん、森の駆け込み寺的に泣きついて(笑)頼りにしている存在ですが、面白いことを一緒に探す遊び仲間でもあったりします。
で、今回。笹の見分け方について少し講義をしてもらいました。細かく分けるといろいろあるようなのですが、ミヤコザサ、クマイザサ、チシマザサ、そしてスズタケを見分けることが第一段階の様子。森を歩いていてよく見かける存在でありながら、じっくり見ようとしていなかった笹。ポイントをもとに、早速、近所のカラマツ林で観察してみました。地上からすっと伸び、途中まったく枝分かれしていません。「ミヤコザサだ~。わかりやすい!師匠の言っていた通りだ~」と大喜び。名前がわかるとうれしくて、笹も身近に思えてきました。冬の楽しみを見つけた!かも。