
カヌー好きのご夫婦と一日、然別湖でカヌーを漕いで来ました。北岸野営場から出艇、雲が飛ぶように流れ、晴れたり曇ったり。時折強い風が吹き、風波が走りまるで川のよう。風に翻弄されないように岸沿いをじわじわ進んで弁天島まで行きました。強い風でしたが、上空では猛禽が舞っていました。野営場へ戻ってお昼ごはんを食べましたが、突然の大雨!雨雲がみるみる上空を覆い、シャワーのような雨を降らせました。それでも大きな木の下は雨がほとんど当たりません。木は偉大ですね。でもさすがに午後はカヌーに乗るのは無理かな?と思っていたら、雲が割れ、陽がさして来ました。

さっそくカヌーで湖に漕ぎ出しました。波立っていた湖面はみるみる凪いできて、まるで鏡のようになり、
紅葉の始まった森や、山々を写していました。岩場ではナキウサギが鳴いています。雨上がりの森は輝き、みずみずしくてきれいでした。雨も生命の源ですね。ゆらゆらとカヌーで漂い、幻想的な時間を過ごしました。