沼の原も秋でした

雨が降ったり止んだりの天気予報。どんな天気にあたるかは、行ってみなくちゃわからない!ということで、友人Sちゃんと今年2度目の沼の原。急な登山道をよじ登り、たどり着いた湿原は、しっとりとした、美しい秋の世界でした。

霧がたちこめると、神秘的。2グループとすれ違いましたが、姿より声が先に届くので、一瞬びくっとしてしまいます。気になるヒグマはどこで何をしているのでしょう?

たっぷりと水をたたえた大沼は、海のようでした。6月に来たときよりは少ないようでしたが、なかなか水はひかないようですね。

赤い実が鮮やかだったイワツツジ。時々、独特な匂いが鼻にきます。この実は美味しいのかまずいのか・・・、毎秋、調査中。今のところ、「美味しい」と主張した人は2人だけ。

雨のおかげで、より美しく見えました。この日、沼の原で見かけたお花は、このリンドウとウメバチソウ。お花の季節もそろそろ終わり・・・そう思うと、このお花たちが特別な存在に思えてきます。1日でも長く咲いていて欲しいな~。

6月にも撮ったような記憶がある風景。水に揺れる植物、大好きです。

パチパチと降る雨も、じっと見ていると飽きません。
が、長居をしていると冷えてくるので要注意。この日、1番元気だったのは、エゾアカガエルでした。

下山途中の木々も、ハッとする美しさ。じわじわと染まりつつある紅葉には、たまらずドキドキさせられます。明日はどんな色になっているのでしょう?
それにしても、雨の中、楽しく歩けたのは、同行のSちゃんのおかげです。良い秋の1日でした。ありがとう!
《登り始めの美しい景色》

いつの間に?登山口からの歩き始めのルートが変わっていました。
緑いっぱいの森と小さくてクリアな沢。そこにかかる大きなエゾマツの丸木橋。ずいぶん昔に感動した南東アラスカの森に似てました。またいつかあの森に行ってみたいな~と、しみじみ。計画を進めなくては!