変わらないもの

鹿追町内、大雪山国立公園の入り口に近い場所に立派なミズナラの樹があります。
青空が広がり穏やかな日、久しぶりに彼らに会うために、雪の斜面を登ってみました。
1月とは思えないほど気温が高く(多分プラスの気温になっていたのでは?)、ゴジュウカラやコゲラなど、小鳥たちも気持ちよさそうに飛び回っていました。鳥の声を聞きながら歩くと、どんどん楽しくなってきます。
あまりの暖かさに「これが1月?」、そんな気分でしたが、難しいことは考えず、今日の雪と晴天を楽しむことに!

少しだけ汗をかいた頃、高台に到着。白い山と森を見渡すと、最高の気分!いつものことながら、高いところから景色を見ると、気分がすーっとします。

あのミズナラは相変わらず、立派でした。幹に近づき見上げると、空いっぱいにごつごつとした枝が広がっています。約1年ぶりの再会でしたが、変わらぬ力強い姿に惚れ惚れ。

こちらの少ししぶめのミズナラにも無事再会。少し虫食いが進んでいるのか、小鳥たちが訪れて、幹をついばんだ跡がたくさんありました。それでも、枝先には冬芽がたくさんついています。森の生き物とエネルギーを分け合いながら、静かに生きているんですね。
変わらない姿の巨木を前に、「ほ~」と圧倒されるばかり。こんな私、巨木からはどう見えているのでしょうか・・・。