10/25秋の南十勝キャンプ3日間

晩秋の南十勝に今季最後のキャンプツアーに出かけて来ました。
唐松や柏の黄色い黄葉が真っ盛りのなか、楓の赤も鮮やかでした。
このキャンプツアーは、神奈川県のシーカヤックスクールの老舗、
コアアウトフィッターズさんとのコラボツアーでもあり、すでに朝晩は
かなり冷える北海道は南十勝に、まだまだ暖かい関東地方から
ゲストさん達がはるばるやって来てくれました。
さてどんなツアーだったのでしょうか?

帯広から南十勝の大樹町へ移動し、今回の旅のベースになる
インカルシペ白樺に到着、白樺林のなかに小さなテント村を
設営しました。午後4時半には暗くなり、関東より1時間も早い夕暮れに
みなさんびっくり。
風のない静かな晩で、見上げれば満天の星空、時折流れ星も
流れました。

夜が更けてくるとさすがに冷えて来ます。冷えた身体を温めるのは
五右衛門風呂とサウナ。

翌朝はなんと大雨、雷もゴロゴロ鳴り、さてどんな一日になるとかとドキドキ?
ワクワク?
でもスーっと晴れてきて、牧草地の向こうに虹がかかった。

晴れた!ので急いで、太平洋沿いの海跡湖「湧洞沼(湧洞湖とも)」へ、
みなさんシーカヤックはお手の物ですが、カヌーはほぼ初めて。
でもさすがにみなさん、あっという間にコツをつかんでいきます。

不安定な天気は続いていて、またまた雲が広がってきました。
雷が怖いところです。
太平洋は時化ていました。でも海を眺めるみなさんの目はどこか
いとおしいものを見つめるような目でした。海はいいですよね。

海岸沿いの温泉、晩成温泉に向かう途中で、タンチョウ鶴を発見!
見事な舞を見せてくれました。

なぜか、H野さんに寄って来た馬!頭なでて欲しかったのかなあ。

二晩目も星空のきれいな晩でした。今夜のおかずは差し入れで頂いたトウキビや
ネギ、他にはジャガイモ、ホッケやコマイ、時ジャケなどを炭火で焼き、さらに大樹産のイクラをごはんにかけて頂きました。
翌朝は、インカルシペのオーナー、Y山さんの案内で、浜大樹の漁港に、鮭の
水揚げを見学に行きました。今朝は大漁だったそうで、船に満載の鮭が次々と手際良く、水揚げされ、仕分けされて運ばれて行きます。漁師さん達の見事なコンビネーションと無駄の無い動きに圧倒されました。

見てて関心してただけなのに、おすそ分けを頂きました。
Y山さんのおかげです、ありがとうございました、Y山さん、浜大樹の漁師さん。

頂いたカジカやカレイを華麗にさばくK子さん、お見事です。一同脱帽!

お刺身でおいしく頂いたカレイ。

お刺身と、カジカ汁、きのこの炊き込みご飯で、朝からお腹いっぱいです。

あっという間の3日間でした。テント撤収も、ハンモックやブランコで遊びながら
ゆっくりと。
最終日が晴れだと気持ちいいですね。

インカルシペのオープンカフェで記念撮影!

締めは、夢がいっぱい牧場の「ビフトロ丼」。口の中で凍った牛肉がとろけます。
南十勝にはまだまだ可能性がいっぱいです。
また来てくださいね。
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