お月見キャンプツアー4日間

新緑の季節に引き続き、秋の北海道にも遊びに来てくれたKさん。今回の、プライベートキャンプ、秋の部は、南十勝と然別湖を組み合わせた4日間。偶然、中秋の名月をはさんだ日程で、毎日、夕暮れ時から夜、朝と、美しい風景を楽しむことができました。

太平洋沿いをドライブし、南十勝の海跡湖、湧洞沼へ。海と沼に挟まれた原生花園は、ハマナス、キタノコギリソウ、ツリガネニンジンなど、秋の花がたくさん咲いていました。海辺では、波の動きにあわせてちょこちょこ走るチドリの微笑ましい光景が・・・。牧草地では親子のタンチョウヅルが優雅な姿を見せてくれました。

大樹町、夢がいっぱい牧場で食べたランチ、「ビフトロ丼」。温かいご飯に凍った牛肉がとろけて、とっても美味しいのです。この他にも、牛焼肉丼など、オススメです。

南十勝では、白樺林に囲まれた静かなキャンプ場、インカルシペに泊まりました。夜は心地よい静けさと、柔らかい月明かりの中、まったりと。月を見ながらの五右衛門風呂も贅沢でした。
鳥の声を聞きながら食べる朝ごはんのひと時も、よかったです。

歴舟川を川下り。澄んだ水の美しさとカヌーの下を泳ぐ鮭の姿に、大喜び!

本当に美しかった、中秋の名月の然別湖。月明かりに湖面が照らされると、あちこちで魚のライズ音が響きました。こんな晩は、ナイトカヌーが似合いますね。湖上からお月見、贅沢な時間でした。

朝もやの然別湖も、また、幻想的で・・・。朝のカヌーも忘れずに。ヤマセミやカワアイサ、鳥たちもにぎやかでした。

これはある日の朝ごはん。キャンプの食事は、ついつい、食べ過ぎます。

この時期、絶対はずせない、トウキビ。炭火で焼いたら、甘くてとってもジューシーでした。近頃、いろいろな種類のトウキビがありますね。これは、中札内の道の駅で買った、「ゆうさく」という名のトウキビです。大きな粒がぷりっとしていて、美味しかったです。

昼間はのんびり東雲湖へトレッキング。

ツルリンドウ、ウスノキ、イワツツジ・・・書ききれないほどたくさんの実が色づいていました。紅葉には少し早かったようですが、小さな秋、いっぱい見つけました。

エゾリスが食べかけた、松ぼっくり。誰が呼んでくれたのか・・・、ナキウサギ、シマリス、エゾリス、クロテンと、たくさんの動物に会えました。3人のうちの誰かが、絶対、野生の動物を呼んでいるんですよね~。幸い、クマさんの気配はなし!でした(笑)。