再び、羅臼岳、斜里岳へ

前回からちょうど2週間後、ふたたび、羅臼岳、斜里岳、雌阿寒岳を登ってきました。霧がちな天気が続き、すかっと晴れない7月の北海道。今度こそ!の思いででかけた知床でしたが、またまた、霧雨でした。霧がかかったお花は、しっとりとして、きれいなのですが・・・。

チングルマも濡れて、かたまっていました。でも、水滴が妙にきれいで、これはこれでなかなか。

霧で真っ白だった頂上です。真っ白な世界のてっぺんに、取り残されたような雰囲気。

翌日の斜里岳は、高度をあげるにしたがって、晴れ間が見えてきました。雨が続くと太陽がいつも以上にありがたく感じるものです。青空ってこんなにきれいだったんだ~としみじみ思いました。水辺に咲いたオニシモツケやミソガワソウも明るく輝いて見えました。

沢を歩いていく斜里岳。登りのこのルートが斜里岳の魅力のひとつです。水の気持ちよさにひたりながら歩いているうちに、どんどん高度が上がっていくのです。晴れた日は、特に楽しい山歩きになります。

晴れた日には、チングルマやヤナギの種もふわふわ。気持ちよさそうにゆれていました。なんとも可愛らしい光景です。

斜里岳の頂上は厚い雲海の上。国後島が少しだけ、顔を見せてくれました。
不安定なお天気に、もて遊ばれているような毎日ですが、雨のおかげで晴れが特別輝いて見えるのかな・・・。そんな気がします。
さて、8月は、どんな自然の表情に触れることができるのでしょうか。