利尻山、礼文島再び

前回、撮り忘れて食べてしまった「ウニ」の写真です。
あれから一週間、再びお仕事で、利尻島、礼文島へ行かせていただきました。決してウニの写真を撮りに戻ったわけではありません。たった一週間なのですが、すっかり夏らしい陽気になり、吹く風も温かくなっていました。季節はどんどん移っているのですね。

宿の近く、ペシ岬から見た夜の利尻山。夜の港も風情があります。

頂上下の急斜面には、イワウメ、イワヒゲの花がびっしり咲いていました。白い花の斜面、黄色い花の斜面。花の移り変わりとともに、山肌も彩が変わっていきます。

礼文島のお花もにぎやかになっていました。大きく花をつけたエゾニュウ、エゾノシシウド、オオハナウドなど、セリ科の花々。ピンクの花をいっぱいつけた、レブンシオガマ。緑に映える美しいお花畑です。

夏はお花畑の一員、ギョウジャニンニクの花。春先、山菜の季節に注目を浴びる植物ですが、こんなに可愛らしい花も咲かせます。美味しいだけではないですね。厳しく保護されている礼文島、利尻山登山道では、ギョウジャニンニクの花がたくさんありました。家へ戻ったら、近くのギョウジャニンニクたちにも会いに行ってみようかな。