遠かった・・・利尻島、礼文島

縁あって山のツアーのお仕事をいただき、利尻島、礼文島へ行ってきました。最北の島まで足をのばすのは、15年ぶり。マイカーで自宅から旭川駅まで走り、旭川駅から特急に乗って稚内駅へ。稚内まで行くだけで、8時間かかりました。「北海道って大きいんだな~」としみじみ。長い移動の果てに、海に浮かぶ利尻山を見たときは、本当に感激しました。

食べ物も楽しみのひとつ。まずは、稚内で見つけたホッケバーガーを。その後は利尻島や礼文島の宿で、採れたてのウニ、ホッケのお刺身、ホッケのちゃんちゃん焼き・・・。幸せなほど、旬の海の幸をたくさんいただきました。夢中で食べてしまったため、写真を撮り忘れてしまったことが残念!

鴛泊からの登山道途中から見た利尻山。本当に美しい姿をした山です。頂上までの道のりは長く、登るなら少し気合がいります。特に8合目から上は、山の崩壊が進み、足場が悪く、注意が必要です。

地元の方の努力で、崩壊のひどい場所に土嚢が積まれていました。山の性質もありますが、人の行為も加わって、年々山の崩壊が進んでいるようです。私が歩いた15年前の登山道はすでに崩れてなくなっていて、別な道になっていました。痛々しい山の姿に、泣きたくなりました。ストックを使う場合は必ずキャップをつけること、携帯トイレを使用すること、これが利尻山を登る時の最低限のルールです。

礼文島のハイキングは花がいっぱいでした。人も多かったですが・・・、花も海も海岸線も美しい島でした。ハイキング途中から見えた利尻島もまた格別。

レブンウスユキソウ。ふわふわの毛に覆われた小さな花が、風に揺れていました。このお花畑も、利尻山も変わらずにあって欲しいです。