1/22 一期一会

フワ〜っと雪が降ったり、朝の気温がマイナス15度近くまで下がったり、私たちが暮らす鹿追の町も冬らしい日が続いています。でも時々、「今日は温かいね〜」と言葉を交わすような日もあって、そんな日はちょっと落ち着かないような気持ちになったり、でもどこかホッとした気持ちになったりしています。
然別湖の森の様子も出かけるたびに違った景色。冬景色との出会いは一期一会だなと、いつも以上にしみじみ感じます。

少し前(1月15日)のこと。
朝まで降っていた雪がやんだばかり。風もなく静かなタイミングに森を歩くことができました。
スノーシューツアーのスタート地点にあるお気に入りのダケカンバもこの通り。白く美しくお化粧してました。

白い森は、まるでおとぎ話の世界のようで、うっとり。
早く先へ進んでみたいけれど、歩けない〜そんな嬉しい悩みを抱え…笑うしかない感じでした。

立ち枯れた小さな針葉樹もこんなにおしゃれをしてました。
普段はあまり気づかない菌糸の束にきれいな雪がたくさん!

ひとひらひとひら違った雪の粒。この日の森はこんな素敵な雪に覆われていました。
然別湖・スノーシューツアー

場所は変わって、少し遠出をした時のお話です。
1月17日〜18日。摩周湖〜野付半島に行ってきました。

目的はツアーの下見とバードウォッチング。
冬に渡ってくる野鳥はいろいろいるのですが、1番会ってみたかったのはユキホオジロ。
残念ながら会えなかったのですが、ハマニンニクという植物のタネを食べにきていた足跡と羽の跡を見られて嬉しかったです(多分、ユキホオジロだと思うのですが…笑)。

エゾシカはたくさんいました。オオワシやオジロワシ、水鳥も…。
彼らにとって、食べものが少なく、気候も厳しい冬をなんとか過ごすことができる貴重な場所なんですね。
原生花園の植物の食害は気になりますが…。

野付半島ネイチャーセンターさんで、ユキホオジロ観察のためのリーフレットをもらいました。
野生動物と人との距離、適正な付き合い方について、いつも考え行動していきたいですね。

海の向こうには真っ白に雪をかぶった知床の山々が見えました。
冬の野付半島、ちょっとロングドライブになりましたけど、出かけてよかったです。また行きたいな〜。

そして昨日(1月21日)は、ネイチャートレイル会員の方を対象にした「スノーシュー体験会」を行いました!
日高の山の麓近くの林をのんびり散策。

新雪が20~30cmくらい積もったばかりで、足元の雪はふかふか。トレースや足跡はなくまっさらな雪面を歩く楽しみを満喫できました!

最後に十勝のお菓子をご紹介。
友人に教えてもらった六花亭のどら焼き『御容赦どらやき』です。
↓六花亭さんより。
小豆の風味を生かすため最小限の砂糖で仕上げました。みずみずしい餡の消費期限は1日限り。御容赦ください。
というもの。
餡も美味しかったのですが、私は生地のしっとり感と柔らかさが印象的でした。
ご興味のある方は、十勝へお越しの際にお楽しみください。あ、3月31日までの販売のようです。