5/8 タマゴケ

森の中の雪解けも進み、然別湖の森にも色とりどりの緑色が目立つようになってきました。その中に、この春も見つけました!タマゴケの蒴。まんまるで明るい黄緑色の蒴をつけた姿はいつ見ても可愛らしいですね。朝露に濡れて、葉にもまるい雫がついていてとってもキレイでした。apple moss(青りんご)という欧米の呼び名も素敵だなと思います。まだ少しの間、楽しめそうなので、タマゴケエリアに通ってしまいそうです(笑)
日々の気温差が10度以上という激しい気候の春ですが、いつもより少し早いスピードで、開花や芽吹きが進んでいるような気がします。

ガンコウランのお花も咲き始めていました。
春、雪が溶ける頃に気になるお花の一つ。見た目、お花らしくない感じもしますが、しっかりと小さく咲いています。
初冬、植物が少なくなる時期に、ナキウサギがこの葉を食べているのをみたこともありました。

岩陰には小さなつらら。

ウサギの顔みたい〜と冬の間、人気だったオオカメノキの冬芽も少しずつ膨らんできていました。

5月7日。
「然別湖の山について話しましょう!」をテーマに、とかち鹿追ジオパークの「ジオカフェ」が開催されました。参加者は十勝に住む然別湖の山好きな人たち。大好きな山の話で盛り上がりました!然別湖の山の魅力やみんなで解決策を見つけていかなければならない問題などが話題に上がり、たくさんの大事なそして楽しい話ができました。「ジオカフェ」なので、もちろんコーヒータイムも。とっても美味しかったです!

ジオカフェの後は、ネイチャートレイル会員の方たちと公園でピクニック。

お弁当を食べた後に、山野草のお花見さんぽ。
ニリンソウのお花畑に盛り上がりました。

ミヤマエンレイソウの足元には柔らかな緑が広がってきました。

えんじ色のエンレイソウのお花もちらちらと。
この場所では数が少ないので、見つけると嬉しいこともあり、被写体として1番人気だったかも。

エゾリスが食べた胡桃。
上手にきれいに食べますよね〜。

鹿追町の桜スポットにお花見に行きました。
然別川沿いに約18km続く桜並木。ヤナギの淡い緑色とエゾヤマザクラの淡いピンク色の組み合わせがとっても美しいのです。

開いたばかりのカツラの赤い葉っぱもありました。
形もかわいいですよね!

カラマツの雌花はそろそろ終わり。少し寂しくもありますが、次のお花の開花が楽しみです。
北海道もお花の季節が始まりました。