3/27 クマゲラの食痕

本州からは桜開花の便りが届き、本格的に春のお花の季節が始まったようですね。こちら十勝の鹿追町はまだ雪景色ですが、日々、雪解けが進んでいます。標高800m前後の然別湖周辺でも、少し雪が減ってきたかな〜と感じています。そんな森をスノーシューで歩いていくと(まだあった方が楽です)、静かな森のあちこちに、動物や野鳥の気配を感じるようになってきました。先日は、久しぶりにクマゲラに会いました!改めて見ると、やっぱり、大きくて立派なキツツキですね。クマゲラ以外にもオオアカゲラ、コゲラなど、何種類かキツツキが暮らしているのですが、コツコツ、コツン、ダダダダダ…と木をつつく音も聞かれるようになりました。
春の湿り雪は足に重たいけれど、森歩きの楽しみが膨らんできていま〜す。

エゾライチョウの行動も活発になってきたようです。
「なんで?」と思ってしまうくらい、トコトコトコトコ歩きまわった足跡がありました。

苔や地衣類の緑にも春を感じたり…

ハクサンシャクナゲの枝先を見ながら、お花の頃に思いを巡らしたり(お花の季節は7月初旬)。

駒止湖の上を歩いたり!

凍った湖の上で横になってみたり。

この冬の森の時間を思い出しつつ、お花と緑の季節に思いをめぐらせながら、のんびりと過ごしました。
お茶菓子は、先日、遊びに来てくださったゲストさんからいただいた「うなぎパイ」。美味しいです〜。

昨日のスノーハイキングでは、岩の上に熟した実をつけたコケモモを見つけました。雪が溶けて出てきたようですが、何株かまとまってあってビックリ!誰にも食べられず、残っていたのですね。

ガレ場の苔のお気に入り「シモフリゴケ」もみられるようになってきて、ワクワク。触り心地最高〜でした。

ゲストのAさんと小さな雪だるまを作りました!

外国の雪だるまは3つなのだとか…。そう言えば、アナ雪のオラフは3つだったかも。
ということで、3段の雪だるまも作ってみましたが、だんご三兄弟?、お団子みたいですね(笑)

まだ雪が身近な毎日ですが、我が家のよん桜が、数日前に開花しました!
今年も咲いてくれてありがとう〜。
小さくて固そうな冬芽から、こんなに明るく美しいお花と葉っぱが生まれてくるなんて…木の生命力、すごいですね。