3/9 凍った湖の上で

太陽の陽射しが強くなったなぁと感じるようになりました。くもりの日に風に吹かれても寒い寒いと凍えることもなくなりました。まだ雪と氷に覆われている然別湖ですが、森を歩きながら小さな春を感じています。
昨日は、結晶の形をした雪が降る中、のんびりスノーハイキング。ヒラヒラと降り、木の枝や冬芽、地衣類にそっと乗るように積もっていく雪の様子はとても静かで穏やかで…ずっと眺めていたかったです。
スノーハイキング

苔の上にもふわり。

植物が雪に覆われる時期だけ歩いていくことができる駒止湖。
いつまで行けるかな。

少し春めいてきた森では動物たちの動きも活発になっているようです。
エゾユキウサギもよく食べ、よく〇〇し…。

思いっきり走っていった痕なのでしょうか。
体いっぱい伸ばしたようなエゾユキウサギの大きな足跡…。

この日はトコトコ歩くエゾライチョウに会えました。
久しぶりのエゾライチョウは美しい雄でした。

そして森の中でティータイム。

3月6日のウインタートレイルは一部コースを変更してご案内。
天気予報が良い方にはずれてくれて、のんびり歩くことができました。展望もサイコー!

展望ポイントから森を下ったところには、穴があちこちに。
冬の風穴、吸い込み口です。

こちらの吸い込み口ではハイマツが見えました。
標高の高いところにあるはずのハイマツが山裾付近で見られるのも然別湖の風穴の面白さ!
山の上の方から下の方まで歩くと、山の呼吸を感じることができます。

陽あたりの良い場所では雪がとけ、氷がキラキラ〜。

3月7日はタウシュベツ川橋梁へ。
「この冬こそは…」とリクエストをいただいていたのですが、ようやく実現できました!

シーズンの初めに比べるとだいぶ湖の水位が下がり、橋も氷も見上げるように…。

青い氷がとってもキレイ!

太陽に磨かれた氷の透明感も美しかったです。

白樺林でランチタイム。
北風に吹かれたりもしましたが、ゆっくりできて良かったです。

帰り道、タウシュベツ川橋梁を指ではさんでパシャり。
私は、楽しそうに撮影する姿を見ながらワクワクし、後でいただいた写真を見て感動〜でした。
ゲストの皆さんのチームワーク、すごいです(笑)。