2/15 新雪ふわり

昨晩、ひらひらと静かに降る雪を見て「明日はきっとキレイ…」とワクワク。そして今日、然別湖に向かうドライブ途中の山を見て「やっぱりきれい〜!早く、森に入りたい〜」とうずうず(笑)。そんな1日の始まりでした。新雪に覆われた森はやっぱり特別な感じがしますね。
スノーシューを履いて歩き始めると、ひとひらひとひら結晶の形をした雪が、小さなトドマツのてっぺんやオオカメノキの冬芽、木の幹についた地衣類にまで、ふんわり丸く乗っかっていて、良い感じ。ツアーご参加の皆さんと「かわいい!」、「こっちもカワイイ!!」と盛り上がりました。スノーシューで歩く足元も柔らかく気持ちよかったです。
然別湖スノーハイキング

太陽の優しい光が差し込む森が美しくて、何度も何度も立ち止まり…。

冷たいはずの雪も、ほんわり温かく感じたり。

別の日になりますが、ぐっと冷え込んだ十勝晴れの朝に、霧氷が見られました。

キラキラ〜。

数日前に誰かがストックをさした跡には、こんな繊細な結晶も見られました。

太陽の日差しが強くなる前だけの風景…。

そう思うと歩くのももったいなくて、しばらくゆっくりしたくなってしまいます。
動かないと寒いのですが(笑)

雪質に合わせて、動物たちの痕跡もいろいろ見られました。
くっきり爪痕まで残っていたキタキツネの足跡。

こちらはエゾユキウサギの足跡です。
この冬もこの森は、エゾユキウサギの足跡が一番多く見られています。姿を見たのは1度だけですが、いったい何羽いるのでしょうか。また会いたいなぁ。

鳥の羽の跡もありました。
何をしたらこんな風に跡がつくのか、今も考え続けてます。
雪の上に残された痕跡から、動物たちの行動を想像するのは楽しいです。

2月13日に「とかち鹿追ジオパーク」の冬山探検ツアー(発展編)のご案内をさせていただきました。
メインテーマは「然別湖の山の呼吸を感じる!」ということで、森の中にある空気の吸い込み口から、小さな溶岩ドームの上の吹き出し口(温風穴)までのんびり歩きました。気温はマイナス7度だったのに、温風穴はプラス3度…。然別湖の風穴、面白いです!

駒止湖の上でひと休み〜。
チラチラ雪が降ったりもしましたが、青空も広がって、雪をまとった森の美しさにも感動…でした。
このコースは、ボレアルフォレストの「駒止湖一周トレッキング」でもご案内しています。

その翌日は、お隣の湖、糠平湖にある「タウシュベツ川橋梁」ツアー。

アイスバブルも少しですが楽しめました。

名物「きのこ氷」も生まれ始めていました!

きのこ氷の下を覗いてみたら、透明な氷がとってもきれいでした。
*氷の下に頭を入れると危ないです!

ナキウサギステッカーの試作品。なかなか可愛くできたかも!です(笑)
この冬は、オリジナルイラストを使っていろいろチャレンジしていま〜す。