6/3 静かに春が進む

6月に入りました。緊急事態宣言が続いていて、予断を許さない状況が続いていますが、然別湖では静かに季節が進んでいます。足元には、ミツバオウレンやコミヤマカタバミ、ツバメオモトの花が。目線の高さには、チシマザクラやオオカメノキの花が。然別湖は新緑のやわらかな彩りで包まれています。

鮮やかな秋も良いですが、新緑のこの時期は、じわじわとエネルギーが満ちてくる感じも伝わってきて、特別な感じがします。
淡い緑色、紅色、黄色…新緑の優しい色合いは、本当に素敵ですね。

6月の桜。
岸沿いに咲いていたチシマザクラです。

こちらも、然別湖の水辺で見つけました。
流木に沿って芽を出した、たくさんのオガラバナの子どもたち。
風に乗って旅立ったタネが、ここに集まったのですね。
秋には紅葉するのかな〜。

数日前のことですが、登山道のチェックで天望山に登りました。

その時に、少し変わったお花を発見!
ミツバオウレンだと思うのですが、白い萼片がたくさん…。
家に戻って、植物の師匠に尋ねたところ、以前、同じようなミツバオウレンをみたことがあるとのことでした。
こんな風に咲くこともあるのですね。新しい発見に嬉しくなりました。

同じ日に出会ったミツバオウレンです。
こちらがスタンダード。

かわいらしく並んだオオカメノキのお花。
春から初夏へ、季節が変わってきていることを実感。

でも、風穴はこの通り。まだ氷や雪が見られます。
近づくと涼しい?冷たい?風が吹き出していました。

しずかな湖のしずかな朝。