4/11 フクジュソウ

十勝・鹿追町にある春のお気に入りの公園に、今年も通っています。3月中旬に小さなお花を数株見つけてから、ひと月近く。公園の斜面のあちこちに、黄色いお花が見られるようになり、福寿草はピークを迎えているようです。早くに咲いたものは葉っぱが目立つようになり、咲き始めたばかりのものは、まるくふわっとした小さなお花。福寿草というお花が、どのように土から顔を出し、お花を咲かせ、実を結ぶのか、そんな様子がすべて観察できるのも楽しい時期です。じっくり探すと、福寿草から開花のバトンを受け取る次の植物も顔を出し始めていました。
そんな春の野をじっくり楽しむ「春の花探し」ツアー!4月17日から始まります。
春の花探し

花を開き始めた福寿草。
個人的には、まるっとしたこの時のお花が特に好き!

蕗のお花も花らしく咲いてます。
別の場所でになりますが、顔を出したばかりのフキノトウを少しいただいて、蕗みそを作りました。

苔の蒴の黄緑色も鮮やかになりました。

エゾエンゴサクのお花も咲き始めていました。
まだ、しっかり探さないと見つからない、そんな感じですが、一面、エゾエンゴサクのお花に染まる時が楽しみ。

ツリバナの冬芽は、こんな感じです。色合いがきれいだなぁと思って、一枚パシャリ。

山の上の然別湖はまだ凍ってます。
週明けから、気温が高くなる予報もあるので、これからの変化に目が離せません。
湖面の色合い、模様、キャンドルアイス…氷が溶けていく時期の湖は、本当に魅力的なのです。

スノーシューを履いて、少し登って、見渡した風景です。
遠くに見える真っ白な山なみは十勝連峰。まだ雪が多いですね。

森の中では、たくさんのつららが見られました。

じっと見てみると、きれいなつらら、面白いつらら、気になるつらら…いろいろあって、この日は、つららウォッチングを満喫。
写真のつららは、羽みたいに見えました。

冬の間の強風で折れてしまったトドマツの枝先に、まつぼっくりを発見。
まつぼっくりのしんがたくさんあったので、タネはいっぱい飛び立ったようです。
葉っぱを触って、爽やかな香りも楽しませてもらいました。トドマツの香り、良いですね〜。