4/6 然別湖の森の春

然別湖の森も、日に日に雪解けが進んでいます。とは言え、場所によってはまだ、スノーシューが必要なくらいの積雪です。
昨日は、オーダーメイドプランのご依頼をいただき、森を歩きました。明け方まで降っていた雪がやみ、青空が広がり始めたラッキーなタイミング。うっすら雪をまとった森が陽射しを受けて輝き、本当にきれいでした。コケや地衣類は、雪融けの水をたっぷり含んで、みずみずしい緑色。木の枝先や岩には、いろいろな大きさのつららが下がり、キラキラ光って見えました。

久しぶりの雪で、春のガレ場も白く変身!

あのオオカメノキの冬芽も、この通り。
この日は、「冷たいよ〜」と言ってるように見えました。

駒止湖は、岸近くから氷が割れて、水が見えてきました。
湖の周りの森の雪解けも進み、チラチラとツツジが出てきていました。
多分この日が、この冬、最後の駒止湖。また来年、雪が積もったら、お邪魔しま〜す。

然別湖山麓の水辺は、フキノトウがたくさん!
エゾシカの足跡もあちこちにありました。

この森の主、シナノキの巨木に、ごあいさつ。

そうそう、不思議なものを見つけました。
切り株の上に立っていたエゾマツのまつぼっくり!
誰が?という場所ではないので、自然に?森の動物が?
ゲストのSさんとあれこれ、想像をめぐらせ、盛り上がりました。

鹿追の山野草のお花畑は、フクジュソウの黄色で染まってきました。

お花畑の近くの石壁では、苔の蒴が良い感じ。

まだ、小さな葉っぱが顔を出したばかりのものがほとんどですが、お花を咲かせそうなものも数株発見。
エゾエンゴサクのお花に会える日も近そうです。
*4月中旬から春のツアーが始まります。
解氷が進む然別湖で「春のカヌー」。残雪と芽吹きを楽しむ「然別湖で春さんぽ」。鹿追の町近くで山野草をじっくり味わう「春の花探し」。ツアーはそれぞれ、1組限定でご案内いたします。詳しくは、ボレアルフォレストのHPをご覧ください。