2/23 真っ白に雪化粧!然別湖の森

ちょうど一週間前になりますが、爆弾低気圧が通過しました。然別湖周辺も風が吹き荒れ、地吹雪状態。夕方には、道路が通行止になりました。
翌日、少し風がおさまって、通行止が解除になったタイミングで、森の様子を見に行きました。白い雪の上には、トドマツの葉っぱや木々の枝が散乱し、幹の途中から折れてしまった木もありました。また、雨が降ったり、湿った雪が吹き付けたりしたこともあり、雪面のコンディションも森の色合いも大変身してました。森の動物たちは、どのようにして嵐の中、過ごしていたのでしょう。数日後、穏やかなお天気に恵まれた日に、キタキツネの足跡やクマゲラ・アカゲラの姿を見かけ、感動しました。
然別湖 スノーシュー

嵐が過ぎた後の森。

風はだいぶ弱くなったのですが、然別湖の上はまだ雪煙が流れていました。

岩の上には苔から滴る雫が氷に…。
荒れたお天気でしたが、気温は高かったのですね。

その翌日、以前、働いていた山歩き専門の旅行会社「アルパインツアーサービス」の先輩が、お客様と遊びに来てくれました。午前中は東雲湖トレッキング、午後は駒止湖へスノーハイキング。変わりやすいお天気でしたが、タイミングよく青空が広がり、楽しんでいただけたと思います。
一週間前には、氷の面が広がっていた東雲湖は真っ白な雪原になっていました。

ムーミンのニョロニョロ?
森の木は、幹も枝も何もかも、雪に覆われ真っ白!白い世界がとにかく美しかったです。

氷の小鳥。
寒暖差が大きかったから生まれた風景ですね〜。面白い!

苔と氷のつららpart2。
私、この組み合わせが好きみたいです(笑)

東雲湖からの帰り道では、あられが降ってきました。
パラパラ、パラパラ、少し痛かったです。ゴール近くでよかった〜。

午後からの駒止湖では、久しぶりにスノーエンジェル、作ってみました。
お尻が湿ってしまいましたが…うまくできたかな。

photo by Akibaさん
2/21は、「とかち鹿追ジオパーク」の冬のジオツアーをご案内させていただきました。ガイドは、福山市立大学の澤田結基さんとボレアルフォレストの阿久澤小夜里。スノーシューを履いて歩きながら、冬の然別湖の森の自然や風穴、雪の結晶の観察を楽しみました。

今年は、感染症対策として、定員を例年の半分にし、午前と午後に分けて2回、ツアーをご案内させていただきました。午後のツアー終了の頃には、青空が広がり、ヌプカウシヌプリが夕日に輝いていました。