
強風にあおられ倒れてしまったトドマツ。トドマツには申し訳ないのですが、思わずワクワクしてしまう出会いです。それは、普段なかなか見られない木のてっぺんが見られるチャンスだからです。しかもそこに、まだ形をとどめたまつぼっくりがついていたら最高です。トドマツはタネを落とす時にまつぼっくりを壊してしまうので、なかなかお目にかかれないものだからです。
そして、「なるほど、よくできている・・・。」などとつぶやきながら、このまつぼっくりをパラパラとほぐしていくことが、私の楽しみ。さらに、この倒れたトドマツが、この先どのようになっていくのか見続けていくことが、何十年、何百年先までの贅沢な楽しみだったりします。